こんにちは、みにっとです。
今回は、手取り12万円台のアパレル店員時代からずっと実践している貯金・節約方法を紹介します。
私は以前アパレル店員として働いていたのですが、買い物好きな浪費家でした。
お給料が振り込まれて、1週間後には残金○円しか無いとか当たり前。
さすがにまずいと思いこれらの方法を実践したところ、手取り12万円台でも最低25,000万円は貯金出来る様になりました。
今のご時世、収入を上げるのは中々厳しい状況。
少しでも参考に出来る事があれば試してみて下さいね。
月に必要な固定費はいくらか・何にどれだけお金を使っているかを把握する
まずは、貯金や節約方法をいきなり実践する前に必ずやるべき事として、「月に使っている固定費はいくらかを把握する事」が大切!
何故なら、この後に紹介する月の予算や月の最低貯金額を決めるのにも必要だからです。
私自身、貯金や節約方法を実践する前に現在毎月いくら固定費がかかっているのか?を書きだしました。
月に使っている固定費がいくらか把握する
例としてあげますが、これらが手取り12万円台の私の月の固定費の内訳になります。
家へ | 40,000円 |
スマホ代 | 2,200~2,600円 |
wifi代 | 4,820円 |
Spotify | 980円 |
サーバー代 | 1,100円 |
合計 | 49,100~49,500円 |
私は実家暮らしなので、家賃や水道光熱費は支払っていませんが、家に毎月40,000円を入れています。
なので一人暮らしする場合、この40,000円内で家賃と水道光熱費を支払える様な所をなるべく探すつもりです。
また、音楽をストレス無く聴きたいのでSpotifyの会員登録もしています。
ただ、人によっては削れる部分なので削れば約1,000円浮きます。
スマホ代に関しては、すでに格安スマホに変更済。
個人的にwifi代が高いのが気になりますが、契約更新時期に他社に変えて金額を下げるつもりです。
私の場合は、削る事でどうしてもストレスになる部分は少額なら削らないというスタンス。
こんな感じに固定費を把握すると、意外な部分に余計なお金がかかっている事などが客観的に見えてきますし、逆に削っている事で日常生活でストレスを感じているかなども分かります。
月の生活費(変動費)の見直しの前に固定費の見直しもできるので、1番最初に把握しておきましょう。
固定費の節約・削減方法
月に自分が使っている固定費はいくらかが分かれば、そこから節約や削減できるものが無いか?を考えます。
固定費の節約・削減方法については、私や私の周りの人たちも実践している方法になります。
水道光熱費
- シャワーなどを節水シャワーヘッドに変える
- お風呂は基本シャワー。疲れている時や冬だけ浴槽に浸かる
- 水道代込みの物件にする
- 洗濯物はお風呂の残り湯で回す
- 延長コードは電源を個別ON・OFF出来る物に
- 朝・昼(明るい間)は自然光だけで過ごす
- お風呂に入っている間は部屋の電気を消す
- 半身浴の際にお風呂の電気を消す
- TVを付けた状態で別の作業をしない
- ロングヘアにこだわりが無いならショートヘアにしてみる
- ドライヤーの代わりに速乾ヘアタオルなどを使う
- トイレの電気を消した状態で使用する
- 冬は電気毛布や湯たんぽを使ってエアコンの使用を控える
- 家電を保温状態にしない(米などは冷凍する)
- 夜間に料金が安いプランやオール電化に変更する
- 電源はあまり付けたり消したりを繰り返さない
- 年中無休で洗い物はゴム手袋を付けて水で済ませる
- ガスは都市ガスに
- 電気代の方が安ければ電子レンジで調理できるレパートリーを増やす
- お風呂に入っている間は別にガスを使わない
- お湯はケトルで沸かす
水道光熱費に関しては大体こんな感じです。
私の場合、縮毛矯正をしていた時は腰までのロングヘアで、今はショートヘア。
なので断然ショートヘアの今の方が、ドライヤーによる電気代は節約出来ています。
まず髪が乾くのが圧倒的に早いし、ヘアケア製品のコスパも良くなるなど一石二鳥!
また、トイレの電気器具が壊れてそのまま放置でかれこれ5年位経ちます。
夜の暗さにも慣れ、おかげ様で月に数百円~千円くらい安くなりましたね。
通信費
- 大手キャリアから格安スマホに変えるorプランの見直し(年間数万円の節約に)
- 通信回線の見直し(自分には固定回線とwifiとどちらの方がお得かを見直す)
- wifiの契約もより安く出来るか比較・検討する
通信費の節約は、直ぐに出来る節約方法の中でもダントツで月の支払い金額を安く出来ます。
特に格安スマホへの変更。
私は年間で約70,000円ほど、月で約6,000円以上の節約になりました。
ただwifiに関しては、初めての契約で失敗したので次の契約更新の時に解約し、もっとお安い会社に変更予定。
それで1,000円近くの節約になるはず!
その他
- 家賃が収入と釣り合っていなければ、安い家賃の部屋への引っ越しを検討
- 保険料のプラン見直しや会社の変更を検討orいっそ解約してみる
- 仕事や立地場所でやむを得ない場合を除いて、自転車やバイクなどに変更する
- 使っていない・必要ないサービスの解約
後は大まかなところだとこんな感じかと。
ただ、いきなり出来ない節約・削減方法もあるので、まずはすぐに出来るものから始めてみて下さい。
例えばすぐに引っ越しは出来なくても、持ち物を見直していらない物を処分すれば、今より狭い部屋でも生活出来る様に。
そうすれば引っ越しの際に運ぶ荷物も減るので、引っ越し代を安く出来ますよ。
また、通勤方法を思い切って徒歩や自転車にすれば運動不足解消にも。
私も真夏以外は帰宅する際に1駅分を歩いたりしています。
月の生活費(変動費)として何にどれだけお金を使っているのか
必要な固定費が把握できたら、次に月にどの位固定費以外にお金を使っているかの把握です。
1番手っ取り早いのは家計簿アプリだと思います。
紙の家計簿だと、レシート無しのお店や自動販売機などで使ったお金が分からなくなるので。
ただし、家計簿の時点で挫折するか不安がある人は、ざっくりと自分が使っている生活費(変動費)が分かれば大丈夫なので端数や数円単位などは気にしなくてOKです。
参考までに、私が貯金や節約を実践する前の月の生活費(流動費)がこちら。
使っている項目は3つしかないのにこの金額。
この頃の私がいかに服や美容品にお金を使っていたか、よーく分かります…
月の固定費が約49,100~49,500円なので、12万円から固定費を引けば残額は-9,529~9,929円!
このマイナス分は、手取り12万円台の端数分の金額。
完全にギリギリ、お給料日前の残金は約70円です。
このご時世、駄菓子でも買えるかどうか…
私はこうやって、月にいくら生活費(変動費)がかかっているのか家計簿アプリで把握し衝撃を受けつつ自分の出費の内容やクセを知りました。
実際に数字で見てみると、改めてお金の使い方がひどい事が客観的に分かります。
生活費(変動費)の節約・削減方法
固定費の節約・削減と合わせて、生活費(変動費)の節約や削減についても。
固定費の節約・削減方法は直ぐに出来ないものもありますが、生活費(変動費)については今日からでも出来るものが多いです。
買い物
- 自分の身の丈に合った物を買う
- コンビニで買い物をしない
- なるべく外食せずに自炊する(無理しない程度に)
- 飲み物は持参する
- 買い物をストレス解消方にしない
- 欲しい物で無く、今必要な物を買う様にする
- コスメなどは、使い切ってから買う
- ストックの量を見直す(緊急時に無いと困る物のみストックする)
- 買い物するお店をある程度決めておく
- 衣料品などは、シーズン中のアイテムを買う様にする
- 今持っている現金で買えない物は基本的に買わない(必要な物以外)
- 長期的に使うものはコスパを重視する(安物買いの銭失いをしない)
- 必要の無いネットショッピングをしない・セールに行かない
- 人と比べて物を買わない
- 財布に余計な現金やカード類を入れない
- ポイントカードは厳選して作る
などなど、けっこう細かいところまで意識しました。
特に衣料品とコスメ!
完全にステイタスと他人目線を気にしての買い物だったので、これを機になんとか改善しました。
一部ステイタスに関係なく、好きなブランドのバッグや財布は購入したのですが…
衣料品に関しては、基本的にユニクロ・GUやZARA・無印良品などで購入しています。
こんにちは、みにっとです。 私は今、主に洋服ですが無印良品やユニクロといった低価格ブランドで買っています。 ちなみに、アパレル店員だった頃に持っていたデザイナーズブランドの服などは全て手放しました。 今[…]
でもユニクロやGUの週末セールや感謝祭、ZARAのセールなども、買う必要がない場合はチェックすらしていません。
後は、
- SNS(特にInstagram)を確認する頻度を下げる
- フォローする人を自分と近い生活環境・金銭感覚の人にする
なども、憧れからの無駄な物欲が湧きにくくなるので、地味におすすめです。
ちなみに私は、スーパーのハシゴやタイムセールを狙っての買い物はしない様にしています。
何故なら、時間の無駄だと感じたから。
以前は私も、チラシでどの商品がどのお店で1番安いか確認してお店をハシゴしたり、値下げシールが貼ってある商品をメインに購入していました。
でも大した節約にならなかったです。
仕事帰りに買い物するなら当然、家に帰る頃にはクタクタ。
休日でも移動にはガソリン代がかかります。
しかも安い分余計な物まで買いかねません。
なので、事前に買う物をしっかりメモし、それ以外は買わない様にしてからの方がずっと節約出来ました。
もちろん自宅周辺のお店の多さなど環境によりけりなので、その方が節約出来る場合は継続し、あまり節約を実感出来ないようなら無理しない様にしてみて下さいね。
その他に節約出来る部分として、
その他
- ATMは基本的にお給料日にしか利用しない
- 金銭感覚が同じ人たちと付き合う
- 新歓や忘年会など参加しないと気まずくなるもの以外の飲み会は断る
- 間食を減らす
なども地味に節約につながります。
ただ、会社の飲み会は断り辛い人もいるかと思います。
私もアパレル販売員として働いていた時は、めちゃくちゃ断るのが大変でした。
なので、新歓や忘年会など強制参加な分は参加し、普段の飲み会は用事や体調を理由に断る様にしていましたね。
こんな感じに、今でも日々節約に勤しんでいます。
こちらは、これらの節約・削減方法を実践した1年後の家計簿です。
カテゴリーがサイズの関係で見切れていて分かりにくいですが…
食費に関してはあまり変わっていないのですが、1年前の食費はほぼ外食やコンビニ分だけの金額でした。
対して1年後の食費は、自炊分と大きなセールの時期の10日ほどの昼食代分。
連日残業だったのでやむを得ずの出費になります。
何より衣料品とコスメ代が、1年前と約60,000円も違っています。
この頃には、自分にとっての身の丈に合った生活や買い物が出来ていました。
前置きが長くなりましたが、この2つの事を把握した上で私が実践した「貯金方法」を紹介していきますね。
先取り貯金をし、貯金の最低金額も決めておく
貯金グセを付けるのに有効な事の1つに、「先取り貯金」があります。
生活費の残りを貯金するのではなく、お給料が入ったら直ぐに貯金分を別に分ける事。
私は先取り貯金が習慣付いてからは貯金体質になれました。
また、先取り貯金も最初に一定金額を決めておきます。
私の場合だと、40,000円を先取り貯金分としています。
先取り貯金をすでにしている人も、一定の金額を貯金するようにしていると思います。
ただ、急な出費が発生したりなど、どうしてもいつも通りの金額を貯金出来ない時もありますよね。
私の場合だと、持病の関係で3か月に1度は病院での診察・検査代や薬代が10,000~13,000円ほど発生します。
せっかく習慣付いた一定金額の貯金が出来なくなったら、次月から自分に甘くなってしまう人もいるかと思います。
そうならない為にも、「月に必ずこの金額は貯金する」という最低ラインを決めておく。
私の場合だと、病院に行く月を基準にしているので、最低貯金額は25,000円に設定しています。
そして1度決めた最低貯金額は、よほど収入が少なくならない限り必ず守る事を意識・習慣化する事も重要。
私も無職の時以外は、今でもこの金額分は貯金出来ています。
貯金用口座と収入・引き落とし口座とに分ける
銀行口座をあまり持ちたくない人もいると思いますが、貯金用の口座とお給料が振り込まれたりカードの引き落としの為の口座とはきっちりと分けます。
そうしないと、
- 現在いくら貯金が貯まっているか確認出来ない
- 全体的なお金の動きが分からなくなる
など、客観的に数字を把握出来なかったり管理が難しくなってしまうからです。
ただし口座を分けすぎても、あちこちの銀行にお金を振り分けたり、かえってお金の流れを把握しにくくなったりなど面倒な事に。
程よく管理がしやすいのは2~3つの口座です。
私の場合、収入&引き落とし専用口座と貯金専用口座の2つで管理しています。
投資をしている人は、投資専用口座も必要かと思いますし。
貯金を2種類に分ける
せっかく貯金をするのに、急な出費などでその度にお金を引き出してしまえばその内、すぐに貯金口座からお金を引き出す様になりかねません。
なので貯金は、
- 老後の為やよほどの事が無い限り引き出さない分(メインの先取り貯金)
- 急な出費や出費が多い月に使える分(予備費としての先取り貯金)
の2種類に分けます。
私の場合、最低貯金額はメインの貯金としての扱い。
また、予備費の先取り貯金分は基本は5,000円、出来ない月はしないという様にゆるめにしています。
ちなみに予備費の管理は専用口座ではなく自宅で管理し、一定金額が貯まったら半分くらいをメインの貯金口座に移動しています。
お給料の端数・残業代・ボーナスも貯金にまわす
お給料には数百円~数千円ほどの端数がありますよね。
この端数も無い物として全額貯金します。
金額自体は少ないかもしれませんが、気が付いたら数万円くらいは貯まっています。
また、残業代も基本的に無い物として全額貯金します。
年末年始や決算時期・大型連休やセール時期など職種によって繁忙期は違いますが、繁忙期は連日残業なんて事もあるのでまとまった残業代が発生します。
疲れ切っている時にはどうしてもストレスから浪費してしまいがちですが、そんな時は貯金口座の残高を見てやる気を出してみて下さいね。
ボーナスに関しては、もらえる金額によりますが一定金額は貯金にまわします。
私の場合はボーナスの他に制服手当てがあるので、
- お給料の端数分は予備費用の貯金に
- 残業代・ボーナス分はメイン貯金に
- ボーナスは6割はメインに、2割は予備費分とおこずかいに
- 社販(制服)を払わない月の制服手当ては予備費分に
という感じに、なるべく貯金のバランスが悪くならない様にしています。
月の生活費(変動費)の予算を決める
月の最低貯金額が決まったら、月の予算を決めてその金額内で生活費(変動費)のやりくりをします。
最初に固定費は算出して内訳が分かっているので、主に生活費(流動費)の予算を決めていきます。
もちろん、先取り貯金や予備費用の貯金分も振り分けた残り分からの設定。
この月の予算は、家計簿などで自分が使っているお金を把握し、節約出来るところを削減した上での金額にします。
こうする事で無駄使いしにくくなりますし、慎重に買い物するようになります。
私の場合は、基本的に手取り12万円台なので端数分をカウントせず、
- 固定費➡49,100~49,500円
- 貯金2種類➡メインに40,000円(最低25,000)・予備費用に5,000の計40,000
- 残金25,500~25,900円を生活費(変動費)に
という感じにしています。
ちなみに、月末にもし生活費(変動費)が余ったらその分は繰り越さず、予備費用の貯金にしています。
また、生活費(変動費)を細かく分ける事はしていません。
その月によって日用品が一気に無くなる事もあるだろうし、食費がかかる事もあるだろうし。
なので、決めた金額内で収まるのなら細かい事は気にしない事!
その方がストレスフリーに過ごせます。
25日がお給料日の場合、月末まで決めた予算でやりくりする
普通なら25日がお給料日なら、家計簿や予算も次の月の24日までで設定していますよね。
そこを後1週間ほど頑張って過ごすというやつです。
例えば7月25日がお給料日としたら、8月31日まで月の予算内で生活する訳です。
これを年間にすると数万円はお金が浮くんですよ。
ただしこれ、中々に辛い月もあるので、
- 無理に月末までにせず3日ほどにする
- 2月や30日までの月にのみ実践する
という様に、ゆるめで十分。
多少しんどくても貯金したい人で、且つ25日がお給料日の人は試してみてもいいかと思います。
また他の日がお給料日の人でも、家計簿アプリで締日を設定しておけば実践出来るので、興味があればぜひ。
おわりに
以上が手取り12万円台の30代女性ミニマリストによる、貯金と節約・削減方法でした。
細かい点もありますが、習慣化していけば出来る事ばかりです。
なのでまずは、今からでも出来る事から少しずつ実践してみて下さいね。
今回も最後までお付き合い、ありがとうございました。